フィトリフトは化粧品、それとも医薬部外品なのか
フィトリフトは美容オールインワンジェル
フィトリフトは、ヒアルロン酸の6.14倍、コラーゲンの3.13倍、プラセンタの2倍が配合された、「化粧水」「美容液」「乳液」「クリーム」「パック」の役割が全部入ったオールインワンジェルです。
オールインワンジェルには、「医薬部外品」に分類されるものもありますが、フィトリフトは、「化粧品」に分類されます。
「医薬部外品」と「化粧品」の違いはと疑問に思う人もいると思います。
では、「医薬部外品」「化粧品」の違いをみていきますね。
まず、「医薬部外品」と「化粧品」の他に、「医薬品」があります。
作用の強い順番に並べると
「医薬品」>「医薬部外品」>「化粧品」
です。
医薬品
厚生労働省に効果があると認められた成分が配合いるものです。
医薬品は、医師の処方箋が必要だったりと、病気の「治療」「治す」を目的とした薬のことです。
効果が一番強く、肌に対する刺激が強く、副作用のリスクも大きいのが特徴です。
医薬品の定義は
(1)日本薬局法の医薬品各条に規定のもの
(2)ヒトまたは動物の疾病の診断,治療または予防に使用することが目的とされているもので,器具器械でないもの
(3)ヒトまたは動物の身体の構造,機能に影響を及ぼすことが目的とされているものであって,器具器械,医薬部外品,化粧品でないもの
医薬部外品
医薬品に準じますが、医薬品ではありません。
医薬品に比べると、効果と刺激も弱く、その分副作用のリスクも小さいのが特徴です。
また、医薬品に比べ、効果や効能が認められた成分は入って配合されているので、効果も期待できます。
アレルギー反応などを起こす可能性のある成分名は、表示が義務付けられているので、アレルギーを持っている人は、事前に調べることができます。
医薬部外品の定義は
(1)医療用医薬品や一般用医薬品などの医薬品に属さない
(2)薬効が認められる成分は含んでおり、その作用は医薬品に比べて緩和である
(3)効能・効果を示す成分を含むと法で認められているが、疾病などに対する治療効果を発揮するものではない
化粧品
化粧品は、医薬部外品に比べさらに、効能・効果が弱いものです。
その分、刺激も弱く、副作用のリスクも一番少ないのが特徴です。
例えば、口紅、ファンデーション、ボディローションがあります。
化粧品の定義は
(1)医薬部外品と比較してもさらに効能・効果が緩和
(2)清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つなどの目的で使用される製品
(3)効能・効果は認可されていない